明日で一歳。双子と出会えたことが私を変えた
元々家族関係が不和で、
子供を作る気はありませんでした。
付き合った当時、そのことを伝えると旦那はショックを受けて、わかりやすくへこんでいたのを覚えています。
そして、今決めるのは早計だ、と。
旦那と付き合ってからは、こんなに穏やかで他者に優しく接することができる素敵な人であれば子供に対しても希望が持てるかもしれない。
自分の遺伝子は全く入らないで、と願いつつ、子供を欲しくなり赤ちゃんを欲するようになりました。
なかなか授かることができず一年弱。
赤ちゃんは双子でやってきました。
旦那は育児と家事がバリバリできる頼もしくて優しい人。
でも、旦那の仕事が忙しい時期と、ちょうど出産時期が被って4ヶ月はほぼ一人で双子の世話。
寝ても覚めてもわーわー泣く双子に、とてもとても辛くて苦しくて、でも旦那も残業や出張で忙しいので甘えることはできませんでした。
近親者は、
「双子なんて世話できない。自分達で頑張りなさい」とつっぱね、全く頼れない状況。
そんな精神的に追いやられた状況で、
区の産後ケアセンターには大変お世話になりました。
優しい助産師さん、そして同時期の仲間、私はここで生き直したといっても過言ではありません。
そして、出産後すぐから今まで私や双子を心配してくれて優しくサポートしてくれた親友や、友人。
多胎妊娠のリスク含め産褥期からとても心配してくれて、元気になった今も仲良くしてくれる素敵な女性です。
本当にいつもありがとう。
そして双子のママ達。
先輩達が楽しくそして辛い境遇を乗り越えている姿が眩しくて、毎月お話できるのがとても楽しかったです。多胎ママ達の結束が強く、そして毎日楽しく過ごせるのも先輩たちのおかげです。
双子を産んで、お外では知らない人がみんな笑顔で接してくれて、
バスや電車に乗れば席を譲ってくださる方やベビーカーを手伝おうとしてくださる方。
みんな優しくて温かくて、今まで生きてきた私の世界は実はこんなに優しかったんだ
と、双子を出産したからわかりました。
だからこそ、多くの多胎ママが毎日楽しく過ごせるきっかけづくりとしてnico-picを立ち上げることにしました。
今、自分ができる、人のためになること。
どんどんやって子供の見本になれるようになりたいです。
最後に。
双子の赤ちゃんと出会えてとても幸せです。
いつも出来損ないママと仲良くお外に出かけてくれてありがとう。
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